お久しぶりのみなさん、
こんにちは🌼
長野県松本市在住、
いのちの舞 きむらのりこです🌿
“生きていることの奇跡“を、
踊りながら、日々、生きています。
20歳の時に、マレーシアのある施設で心臓が動く以外何もできなくなってしまった若者と出逢い、
「目がある、手がある、足がある。私の今、目の前に広がるこの世界はなんだろう。」その心臓が、その話すことができない命が、私に何か伝えようとしているように感じて、
小学校から夢中になっていたダンスを辞めることに決めました。
幼少期からずっとある問い、
「このわたしが見ている世界はなんだろう」「生きているってなんだろう」、そんなことが意識的に掘り起こされて真正面から向かうことが始まりました。
それから五年後、「生きていることの奇跡」を完全即興で動く踊りを「いのちの舞」と名付け表現し始めました。全国各地で出逢ったアーティストとコラボしながら、大自然や人、空間を感じてそこに生まれる音で舞うことを、不器用ながらも、多くのご縁をいただきながら日々続けていました。
一昨年の広島のIKIMASUROCKJAPANフェスや、
昨年の北海道の銭函フェスを体感して、
人が自分の宝物を持ち寄って、
みんなでシェアして響き合って生まれるその一体感に感動しました。
ここに、詰まってる。
そう思い、涙があふれました。
それから、
ご飯と音楽のコラボイベント、ライブや写真展や珈琲ワークショップなどを地元の長野県で開催しました。
安曇野市には祖父母が始めた蕎麦屋
「そば処 常念」があります。
お母さんの実家です。
今年で蕎麦屋を始めて38年目。
私は学生の頃からよくお手伝いをしていましたが、ここ最近は祖父母は体力的に働くことは難しなってきて、
母もお店の営業よりも自分の両親の介護や、実家のことを大切にしたくなってきました。
私には何もないけれど、だんだんここの常念という場所を守りたいと思うようになり、いつでもどこでも常念を想う自分がいました。
それでも蕎麦屋を継ぐ、というところには心が向かず、
ただここの場所を生かそうと昨年の閑散期の冬などはイベントで使っていました。
店をやりたい、というよりは
ここの場所に
「暮らしを取り戻したい」と思い始めていました。
わたし自身も、落ち着いて日々暮らすことをしようと
今年から、実家の松本に戻り日々を過ごしています。
ここ最近は、心の冬眠の期間のようで、根っこをじわじわと生やすため、種をもう一度確認していました。
いろんな自分がいます。
シゼントトモニイキルコトのハルさんがブログに書いていた、
生物多様度を
上げることだけが結果が結果を生みだしていく
これは、1人の人間においても言えるのかなと感じました。
自分自身の多様な部分を共存させていくこと。どんどん新しい自分がでてくるけれど、それを受け入れる真ん中の種が、根っこが、大切だということ。
そして、人と「違う」ということ。
その美しさが、それぞれ響きあってテロワールの世界が作られていくこと。
私はまだまだ未熟で、
等身大の自分よりも何か大きくなっていたのか、3ヶ月ほど前に自分の小ささにショックを受けました。本当に私は、小さい。
だけれど、イマジンして種を育てていく。
いのちを舞うし、
常念を生かしたい。
常念はコロナの影響で休業していましたが5月27日から再開し、
6月25日に閉店することが決まりました。
それは1度昔からの従業員さんと解散するということ、が1番の目的で、むしろ終わりと共に何か始まっていきます。
そこには人間の意志が必要なのかなと。
長野県の安曇野や松本で地に足をつけて、生きていく上で
種を、根っこを、そして茎を葉を、
育てていきたい。
そしてこのテロワールのハーモニーに感謝して。
今、
こつこつと、
そして夢をもって、
生きている。
また、様子をシェアさせてください。
そして、
どうぞ力を貸して下さい🙏🏻🌿
よろしくお願いいたします✨☺️