私至上過去最高のイクラができた!

島牧でこの時期に必ず揚る鮭
そして、いくら、、、今年も何度か漬けたけど
イマイチ納得のいくものができなくて
モヤっとしていた私、、、



今日鮭を仕入れにいった漁港で
某有名旅館の女将さんに会ったから
立ち話ついでに相談してみた

「あら!そんな面倒なことしてるの?
そうね〜ぬるま湯は使っちゃダメよ
タレはね〜、、、ずっとは漬けないの」

ぬるま湯ならほぐれ方はいいけど皮が
若干硬くなる感じがするし
醤油が多いと味が濃すぎる気もする、、、
酒と書いてあるレシピもあるけど
ちょっと理想の味と違うんだよな
いろんなモヤモヤが一気に吹き飛んだ!

「なるほど!そうやればいいのか!」

言われた通りに仕込んだイクラが絶品だった!

オンラインの時代と言われているけど
ネットでは知り得ないこともたくさんある
積み重ねた経験や関係性の中からしかわからないことの方が、実は重要だったりすると思う

女将さんありがとう。

SNSには書かないけど、いつか大きくなった娘のために
そして誰よりも来年の自分のためにここには書き残しておこうと思う。

【 私至上最も美味しいイクラの漬け方】

1、鮭のお腹から卵を出す
2、ボールに入れ、袋から卵を丁寧に外していく(この時、ぬるま湯などには浸さない)
3、ある程度外れたらザルにあけ、強めの流水で洗っていく(この時も、水には浸さないようにする)

4、洗ったイクラをボールにあけ、さらに細かく筋やゴミを取り除いていく
5、適当なタイミングで漬け込みダレを作っておく。1尾のイクラに対して、麺つゆ90cc、薄口醤油90ccをひと煮立ちさせて冷ましておく
6、綺麗になったイクラを、冷め切った漬けダレに流し込む
7、イクラがタレの底に沈むまで(30分ほど?)冷蔵庫で寝かせる。その間に鮭の身の切り身づくりなど他の作業をしておく
8、タレの底に全てのイクラが沈んだのを確認したら、ザルにあけ、タレとイクラを分ける
9、それぞれ別々に冷蔵庫に一晩保存する
10、イクラが馴染んだら、タレを適量(多く入れすぎない)戻して小分けにして冷凍など保存
11、出来上がり



基本、浸したらだめ。
ぬるま湯もだめ。
新鮮さが命の浸透圧的な科学と、先人の知恵が融合した鉄板レシピ
是非お試しあれ。