北海道子育て世代会議として子どもたちも一緒に行ってきました。「一緒に写真を撮っちゃうと、責任を感じちゃうんだよな」と町長。自分の判断が、リアルにどんな未来を作り出すのか?イメージしてもらえたのはよかったかな。

質問状の内容意訳すると

・応募は原発の再稼働や核燃料サイクルに繋がるけど賛成、反対?

・法律上、文献調査に応募すると候補地であり続けることになるど、それをわかった上で応募するの?

・文献調査応募前に近隣住民や小さい子どもたちに説明することって大事だと考えてるけど、説明会するつもりある?

の3点を質問でした。回答期限は1週間、応募するなら応募前にお願いしますという依頼をしてきました。(詳細文は、下記及びコメント欄に添付します)

どうして住民投票しないの?
賛成の方が多いという肌感覚があるという町長。
肌感覚で未来の子どもたちに関わることを決めないで
ちゃんと住民投票も子どもや近隣住民が納得する方法で決めようよ
放射能は県境や自治体では止まらないんだよ
私は311でそれをよく知ってるんだよ
原発はもう古いエネルギーなんだよ
町長もわかってるでしょ?
そんな話をしました。

それこそ、私の肌感覚では
伝わったけど
でも町長は決めている
もう揺らぐことはない
誰になんて言われても
応募はしなければならない
(したい!ではない感じもあった)
そんな風に感じました

でもね、例えそうとわかっていても
動くことが大事だと思ったし
こうしてまた話す機会がもてたという
プロセスはきっと無駄ではないと感じています。

質問状が返ってきたら
「北海道子育て世代会議」から皆さんにもお伝えします
ぜひfacebookへのいいね!や
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会談の様子はライブ配信でアーカイブされていますので
どんな雰囲気だったか?知りたい人はぜひそちらを見てみてください。(コメント欄に貼っておきます)

道新さんが早速記事にしてくださっていたので
こちらもコメント欄に貼っておきます。

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寿都町⻑ 片岡春雄 殿

令和 2 年 10 月 6 日

北海道子育て世代会議
共同代表 宍戶慈 中田雅史 吉澤茉耶

高レベル放射性廃棄物最終処分場の 文献調査応募に関する公開質問状

片岡町長の日頃のご尽力に敬意を表します。

2020 年 10 月8日に表明予定と報道されている「高レベル放射性廃棄物最終処分場の文 献調査応募」検討に関し、当団体として公開質問をさせていただきます。
つきましては、この件についてご多忙のところ大変恐縮ではありますが、ご回答をお願 いいたします。



1、文献調査への応募は原子力発電所の再稼働や核燃料サイクル事業を推進す ることに繋がります。町⻑は、再稼働及び当該事業に賛成、反対どちらの お立場ですか?

(1)賛成 (2)反対

2、特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律(※)では、寿都町が文献調査 に応募した場合、以後最終処分場の候補地であり続けることとなり、寿都 町は高レベル放射性廃棄物最終処分場が建設される非常に有力な自治体と なります。これを理解の上、町⻑は文献調査に応募をお考えですか?

(1)はい (2)いいえ

3、文献調査の応募を決める前に、住⺠投票を行うこと、近隣住⺠及び未来を 担う18歳以下の子ども達への十分な理解を得ることは、周辺自治体及び未 来の世代のために必要不可欠だと考えますが、これらを実施するつもりは ありますか?

(1)はい (2)いいえ

(※)特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律
第六条2項、七条2項、八条2項によって定められる通り、概要調査地区は文 献調査の対象になった地区、精密調査は概要調査の対象となった地区、最終処 分施設建設地は精密調査の対象となった地区から選定ます。文献調査の対象と なることは最終処分施設建設地の選定に向けた重大な意味を持ちます。

ご多忙のところ大変恐縮ですが、2020 年 10 月 13 日までにご回答いただけれ ば幸いです。ただし、13日以前に文献調査応募を決定する場合は、応募決定 前にご回答ください。また、ご回答の内容を必要に応じて公開する可能性のあ ることをあらかじめご了承ください。

2020 年 10 月 6 日
〒048-0127 北海道寿都郡黑松内町字南作開76
(黑松内ぶなの森自然学校内)
北海道子育て世代会議事務局 Tel. 0136(77)2012
Fax. 0136(77)2020 kosodatesedai.hokkaido@gmail.com