携帯さわってたら、ふと出てきたページに「ある本」が載っていた。

私はなんだかピンと来て、その本を購入。

最近たくさん本を買ったけど、なんだか読む気になれなくて全部放置していた。

またそうなるかもしれないなと思いつつ、
なんだか惹かれるものがあったので買ってみようと思った。

そして、購入したことなんてすっかり忘れた頃にふと本が届いた。
「ワンネスの扉」

読んでみると、びっくりするくらい自分との共通点が多かった。


1980年生まれのフランス人の男性なんだけど、
高2の時にUFOを見て、宇宙人とコンタクトを取っているという。
小さい頃から霊感のようなものを感じたり、テレパシーの練習をしたり、ふと「ワンネス」を感じすぎて泣きそうになったりするんだけど、それがスーパーで買い物してる時とか突然起こるとか。

とにかく「わかる!!!」と叫びまくってしまうほど共感することが多い。
その内容にびっくり。最近は全然本が読めなかったのに、どんどん進んでいった。

私も14歳くらいの時、不思議なオレンジの光をたくさん見た。
家で自分の部屋で寝てるのに、オレンジの光がいっぱい出てきて、どこかに連れて行かれる感じになる。
私はとにかく怖くて、当時仲良かった同級生に話したりした。友人も「何それこわいー!」と言ってた。


それは三日連続起こって、三日目は担架みたいなのに乗せられて運ばれていた。
宇宙人?いや、でも人間みたいな感じ。
奥の部屋に行くと、白衣みたいなのを着た人がいて、振り返ると私と同じ顔をしていた。
その人の表情を今でも忘れることができない。
にっこりでもなく、小難しい顔をしていた。


どんな体験も、時間が経てば「夢だったのかな」って思う。

でも、あまりに鮮明で、あまりに現実的な感覚で、「あれは夢だった!」とは言い難い。

でも、色々矛盾してることもあるし、人に語れるほどハッキリ全部を覚えてるわけじゃない。

自分の部屋にいるのに、窓から外に出るわけでもなく、オレンジの光いっぱいの所に連れて行かれる。
帰ってくる時も同じで、意識ははっきりしてるんだけど、無理やり意識を遠のかされるような感じで部屋に戻される感覚。
そして、ハッと気付くともう部屋にいる。
意識はその時はハッキリしてる。
こわかったーーって思う。


今思えば、私は小さい頃から不思議体験をたくさんしている。
姉や母に聞いたら分かると思うが、金縛りだの幻覚だの妖怪だの、しょっちゅうっていうほどではないけど、よくそう言うことを言っていた。

そして、一つ一つの出来事を割としっかり覚えている。

物心ついたばかりの時、多分3歳くらいだろう。毎晩虫の幻覚を見た。
いないはずの場所に大きな虫が現れる。
枕元に、実際のサイズの10倍位の巨大カマキリとか(ほとんど動かない)ベッドの下を見ると床一面に謎の虫たちが見えた。
姉には見えない。私にしか見えない。
毎晩恐怖だった。
その虫を避けるようにして、母のベッドに逃げていった。眠くて迷惑そうな顔で布団に入れてくれる母の顔を今でも覚えている。

小学校に上がったくらいから、頻繁に金縛りに合うようになった。
「体が疲れてると金縛りみたいになるんだよ」とか言われたけど、それとは全く違う感覚だった。
まず、人間じゃない気配を感じたり、姿が見える。そして、体が動かなくなる。
横で姉は普通に寝てる。
必死に姉に訴えようとするけど伝わらない。
やっとの思いで起こすことが出来ても、姉には何も見えない。感じない。


とにかく怖かった。少し金縛りが解けかけて、また強くかかる。その繰り返しで、朝を迎える。
冷や汗もダラダラ。体はしびれてるような感覚ですごくしんどかった。何より怖かった。

大阪の普通の家なのに、古臭い服を着た金髪の外国人がひょこっと顔を見せて、その瞬間金縛りにあったり、
私が仰向けで寝てる足元に長髪の男の人(少しニヤニヤしてる感じがした)がずっと立ってて、私はまたもや金縛り。その人はなぜかトランプを持っていた。

金縛りにあったらどうするか、という本を読んだりして対処しようと思った。
とにかく怖くてしんどいから、早くそこから逃げたかった。

もう一度眠るような感覚で、何も考えないようにしたらいいと書いてたので、それを試したら結構有効だった。

でも、完全には解けない。

この金縛りや、人というか霊体みたいなものがゾゾゾって体の近くに来たり、中に入ってくるような感覚は本当〜に不快で気持ち悪い。そして、めちゃくちゃ体力が奪われてしばらく起きれなくなる。

子どもの頃よりは減ったけど、今でも一年に2回くらいはある。

本当にやめてくれっていっつも強く思う。

でも自分でコントロール出来なくなる。


4歳くらいの時に、一人で家で遊んでて、つまんないなーっと思ってたら、突然知らない女の子二人が家に遊びに来た。
白い服を着た姉妹で、私と遊ぼうと言う。

散歩したり、私の家のガレージにあった埃のかぶったエレクトーンを姉の方の子が弾いてくれたりした。

とても晴れた日で不思議な気分だった。
でも案外楽しかった。
あの子達が帰っていって、しばらくしてから
誰だったんだろう、と思った。
近所に住んでる子ども達は皆顔見知りだったから、知らない子はいない。
子どもだけで歩いてるって、今思うと変だな?と思う。



学校で、雨の日の教室で授業が終わって、
友達が言ってきた。
「教室の後ろに男の子いなかった?」
「私も見た!」
「えー、いないよ」

次の授業が始まった。
「やっぱりいたよね」
二人くらいが見えたと言った。
私はというと、見えなかったけど、
「気配」は感じていた。

歩いたり動いたりしてる感じ。


不思議な体験。

あとは、ピンクの妖怪も見た。めちゃくちゃびっくりして、泣きそうだった。泣かなかったけど。三階の窓からヒュッとのぞいた。
顔と手が見えた。怖かった。


そのあとも色んなことがあったけど、
カナダにいる時、「幽体離脱」にハマった。

これもネットでやり方とか体験談を色々見て研究した。

出来る確率は低かった。その通りにやってもほとんどはうまくいかない。
でも、明晰夢はなかなかの頻度で見てたし、
幽体離脱も実際何度か出来た。

自分という感覚を、胸からだんだん足まで下ろしていくという方法。
呼吸に合わせて、リラックスして、だんだん「私」と感じる部分を下に下ろしていって、
1番最後に1番大きい呼吸で、
一気にフーーって「自分」を体から出す。
コツは上から自分を見てるようなイメージをすること。

この方法は一回だけ見事にうまくいった。
浮かび上がった。

うわああああってなった。

幽体離脱の感覚の特徴は、まず意識は完全にハッキリしてる。起きてる感覚と変わらない。
世界は少し薄暗い感じで、体は動かしにくい。
ダイビングを私はしたことがないけど、海の中にいるみたいな感じじゃないかな。

まず感覚が慣れるまでは、手のひらをしっかり見たり手をこすったりして、自分の体の感覚を掴んでいく。
それから、頭を働かせすぎないようにして、(こういう感覚にすると、覚醒してしまうから起きてしまう、というのが分かってくる)

なるべくその世界を楽しむ。
でも、無理やり元の世界に引き戻される感覚になって、結局は終わる。

そのあと、ビーーーーン…と体がしびれた感覚になって、しんどくて動けなくなる。
魂が肉体から離れると、こんなにダメージが来るのかって感じのしんどさ。

2015年くらいに1番鮮明な幽体離脱を体験した。
自分でもびっくりするくらいの鮮明さ。
体から出る瞬間は、冷凍マグロの気分。
もしくはボーリングの球みたいに、しゅーって床を滑るような感じ。
壁にちゃんとぶつかる。
でも、体をまだ全く動かせないから、ビリヤードの球みたいにガコンガコンとしばらく余韻で動いてて、だんだん目もちゃんと見えてきて、まず手のひらを見ることを忘れない。
この時は本当に鮮明だったので、なるべくいろんな実験をしてみようと思った。
冷蔵庫を開けてみたり(ちゃんと食べ物とかがあった)物を食べてみたり、引き出しを開けて、何が入ってたか起きてから確認してみようと思ったりした。
触ったりとかいう感覚は、起きてる時の50%くらいの感覚で実際にある。

そして、元の世界に戻ってから、冷蔵庫とか引き出しを開けたけど、はっきり覚えてなかった。でも、全く同じではなかったのは覚えている。

こうやって並べて思い出していくと、いろんな不思議体験をしてる。

どんどん思い出してく。


友達とランチを食べてる最中、突然「わー!どうしよう、この世界からいなくなってしまうー」って具合が悪くなって助けを求めたこともある。この次元から出てしまう感じ。


ライオンキング出てる時、満席の客席の中で前の方に、またもや自分と同じ顔の人が見えて、その人だけ舞台を見てなくて難しい顔をしていた、のを見たこともあった。


とにかく色々あった。


ヘンテコリンなことを書けるのはとりあえずここだーと思ってテロビレに投稿。


この本の中に、テレパシーを飛ばす方法が書いてたのでとりあえずやってみる笑


宛先(この人に送りたい)っていう感覚をずっとキープしたまま、内容を言葉じゃなく感覚で伝えるんだって。


この人は、宇宙人に「会いたいです」ってテレパシー送ったらしい。

そしたら、姿を見せてくれたって。


私も宇宙人に会いたいのでテレパシーしようっと!!